about
2011年春に<シュオ>を立ち上げ、2014年には東京・恵比寿に小さな店を作りました。
「大げさにならず、地味になりすぎず、いつもの自分のまま装うことができるような、
冠婚葬祭のためのジュエリーやお数珠を作りたい」という思いで〈シュオ〉をスタートさせたのです。
「なぜお数珠を作ったの?」と、はじめた頃はよく驚かれたりもしました。
実は私たちも、お数珠を見せるときはしばらく勇気がいりました。どうしても死を彷彿させるものなので。
でも、より良く生きていくために、死を思うことは悪いことじゃない。
そう信じて、今日まで〈シュオ〉を続けてきました。
〈シュオ〉は、悲しみの席で使う小物やジュエリーのほかに、喜びの席で活躍するものや、
日常でカジュアルに身につけられるジュエリーも手がけています。
悲しい日も、うれしい日も、何気ない日常にも、そっと寄り添えるようなブランドでありたい。
この3つの柱が、私たちのもの作りの原点だと思っています。